ご挨拶

日頃よりルーメン・ギャラリーに多大なご理解ご協力を頂き、心より御礼申しあげます。

さてこの度、我々ルーメン・ギャラリー運営スタッフは、2022年3月20日をもちまして、当ギャラリーの閉鎖を決定致しました。

これまで丸7年間、当ギャラリーをご利用くださいました全ての作家の方々、そして当ギャラリー主催の企画をご理解頂き足繁くご来廊頂いた皆様には、改めて厚く御礼申しあげます。

閉鎖理由につきましては、様々な要因が挙げられますが、とくに大きな理由は、次の点ではないかと思われます。

まず、2018年頃よりご来場頂ける方が激減し出した事です。とりわけ学生諸君の理解が得られず、これは彼らに対して巧く動機付けが出来なかった結果であると深く反省しております。コアスタッフが大学関係に従事している事から、何人かの学生に問うたりもしたのですが、「ネットでみられないのか」「ネットでは無料ではないのか」「暗い処で他人と一緒に並ぶのは意味不明」というような言質に触れ少なからず心が折れた事も正直有りました。

もちろん動員の減少により経済的な問題が多々顕在化し、運営が困難に陥った事が最大要因といえます。

このような状況の中、2020年初頭より新型コロナウィルスCOVID-19が蔓延しました。このため催事キャンセルが続き、告知・動員どころか催事中止に陥り、運営が完全にマヒしました。コロナ禍対策支援金は、2020年度こそ結構手厚かったのですが、2021年度は「映像ギャラリー」などは特別分類にすら合致せず、殆ど支援が受けられなかったのも息絶える遠因でした。

個人映画・実験映画に関わらず、本来映画は、真っ暗な空間を共有して味わう体験鑑賞が本分であるし、また作家との直接的な対面での出会いが重要と考えて創設した映像専門ギャラリーですから、映像配信などは暫定方策としても絶対に納得出来なかった事から配信スタイルを避けたため、すべての主催上映催事を中止せざるを得ませんでした。

そしてもうひとつ小さくない原因が、若い世代を巻き込めなかった事です。世代を超えての意志疎通やノウハウの共有がままならず、上映活動が継続出来なかった事は大変悔やまれます。
このほか、スタッフ間の意志の齟齬や方向性の誤差などもあり今回の決定に至りました。

つきましては2022年4月より、ルーメン・ギャラリーでも何回か公演して頂いたダンサー堀内恵さんに、「The side(ザ・サイド)」という名称でルーメン跡スペースの運営を引き受けて頂ける事となりました。フィルム映写環境は撤収されますが、引き続き黒壁仕様・木製床のままで継続して頂けます。またスペースのレンタルも可能との事ですので、ルーメン時代にご利用頂いた方々もどうか変わらないご利用を心よりお願い致します。

最後に、この7年間の全催事記録を附記して、御礼とご報告とさせて頂きます。

過去催事一覧

ありがとうございました。

2021年12月吉日

運営スタッフ一同

NEWS

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