DETAILS
詳細

映像・写真・インスタレーション

「反復と差異」
萩原朔美x三宅章介 展
(佐藤守弘氏キュレーション)

開催日程
2021.09.18 Sat. - 10.03 Sun.

萩原朔美と三宅章介が街で出会ったモノたちは、撮影されて写真という形態になり、分類・選別され、同じ機能を持つ仲間たちのイメージと並べられる。それが可能なのは、写真が、外部の世界に反射した光をカメラのなかに導き入れ、その光の痕跡を化学的あるいは電子的に固定することで、モノをもともとの空間や時間から引き剥がし、新たな文脈に自由に配置することができる技術だからである。それらのモノは、同じ機能を持つがゆえに、単独で見ると同じような形態に見えるが、それらが並列されるとそれぞれに個性があることが分かる。すなわち反復させられることで差異が浮き彫りにされるのである。
本展「反復と差異」では、二つの会場で展示される二人の作家の写真作品、映像作品、インスタレーション作品を通して、二人の〈目〉が路上で見出したモノが、それぞれの布置のなかで、どのように新しい貌を見せるのかを追求したいと考えている。〈キュレーター/佐藤守弘〉

開催日程

2021.09.18 Sat. - 10.03 Sun.
13:00 - 19:00(9/20,27休廊)

萩原朔美作品上映スケジュール

9/25 sat.

  • 『TIME』〈1971/COLOR/15min.〉
  • 『ミシンと機関車』〈2015/COLOR/20min.〉
  • 『左からやってくるもの』〈2016/COLOR/20min.〉
  • 『山崎博の海』〈2018/COLOR/20min.〉

10/2 sat.

  • 『目の中の水』〈2012/COLOR/20min.〉
  • 『目の中の水・2ー春丸・秋丸ー』〈2013/COLOR/20min.〉
  • 『目の中の水・3ー秋丸の家出ー』〈2014/COLOR/20min.〉
  • 『山崎博の海』〈2018/COLOR/20min.〉

※各回共
①15:00〜16:30 上映
★16:30-17:30 トーク (COVID-19の感染状況によっては、萩原朔美さんはビデオメッセージになる場合も有ります。ご了承下さい。)
②17:30〜19:00 上映 (15:00と同一プログラム)

★入場無料

萩原朔美 略歴

1946年東京生。
寺山修司主宰の演劇実験室「天井桟敷」の立ち上げに参加、俳優、演出を務める。
退団後、時間や記憶をテーマにした映像作品を制作、世界各地で上映会が開催される。
1975年、(株)エンジンルーム設立。パルコ出版より『ビックリハウス』を創刊、パルコ文化、渋谷系サブカルチャーを牽引した。
現在、映像作家、前橋文学館館長、多摩美術大学名誉教授。
著者に、「時間を生け捕る」「思い出の中の寺山修司」「定点観測」「劇的人生こそ真実」「砂場の街のガリバー」「毎日が冒険」「ライフスタイル」「天使の声」「赤い自転車」「死んだら何を書いてもいいわ」「どこへと聞かれて」「天井桟敷の人々」「月明かりの窓」他。

三宅章介 略歴

1950年神戸市生まれ。
京都市立芸大在学中より、個展(ギャラリー16他)、グループ展、京都アンデパンダン展などで作品発表。
1995年よりPCによる作品制作をはじめる。
大阪トリエンナーレ(97)、現代日本美術展(98,99)に出品。
プリンツ21グランプリ展(97)、京都美術工芸展(98)、京展(99)、さっぽろ国際版画ビエンナーレ展(2000)で受賞
2017年より京都写真展(ギャラリーマロニエ)、2018年よりKG+に参加(LUMEN gallery)
2021年、京都写真美術館にて写真展
写真集「Typology for Traces of Gable Roofs」(赤々舎)