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映画祭

35th IMAGE FORUM FESTIVAL
イメージフォーラム・フェスティバル2021

開催日程
2021.10.28 thu. - 31 sun.

今年で35回目を迎える映像アートの祭典!!
この度、商業性にとらわれず先鋭的・実験的な映像作品、話題作を世界中から集めて、映像アートの最新動向を紹介する「イメージフォーラム・フェスティバル2021」を京都・Lumen galleryで開催いたします。(全15プログラム上映62作品、インスタレーション1作品)
35回目となる今年のイメージフォーラム・フェスティバルでは、特集プログラムを「フィルム・イン・シェルター映画の停泊地」と題し、パンデミック、自然災害、政治的受難など、脅かされる「映画」の存在にフォーカス。ミャンマーやタイ、インドネシアなどでセレクトされた作品を通して、「映画」にとって存続が困難な状況が立ち現れた時、どのようにして存続できるのか。アジア各国の上映者、キュレーターとの対話を通じてその可能性を探ります。

主催:イメージフォーラム
共催:Lumen gallery
協賛:株式会社ダゲレオ出版
助成:芸術⽂化振興基⾦、公益財団法⼈アサヒグループ芸術⽂化財団、国際交流基⾦アジアセンター
【公式サイト】http://www.imageforumfestival.com
【Twitter】@Image_forum【Facebook】@imageforum.japan 【Instagram】image_forum

鑑賞券(税込)

【1回券】

  • 一般1,200円
  • 学生800円
  • イメージフォーラム会員1,000円

◉前売券/予約販売はありません。
◉SD対策により席数が1回につき35席ですので先着順です。ご了承ください。

上映時間


「特集:フィルム・イン・シェルター映画の停泊地」

自然災害、政治的受難、様々な理由で「映画」の存在は脅かされる。上映マテリアルの消失や破損・劣化。あるいは上映場所やプログラミングそのものが危機に晒される。「映画」にとって存続が困難な状況が立ち現れた時、映画はどのようにして存続できるのか。トランスナショナルな対話を通じてその可能性を探る。

《G1》【10/28(木)11:00】

ワッタン映画祭とミャンマーインディペンデント映画の10年

4作品64分

クーデターにより存在が危機的状況にあるミャンマーのインディペンデント映画。その中心的存在であるワッタン映画祭からの最新映像作品集。
2011年の立ち上がり以降、ミャンマーのインディペンデント映画の拠点として重要な役割を担ってきたワッタン映画祭。10年の節目を迎え、インディペンデント映画カルチャーの中で育てきた新世代が映画祭に新たな風を運び込みはじめた。本年2月の軍事クーデターにより文化的な危機状況に陥る直前に生まれつつあったこれからの可能性を伝えるフレッシュな4作品を上映する。

プログラム提供:ワッタン映画祭

  • 『とある晩夏の日』監督:ネーウナニ/デジタル/23分/2020(ミャンマー)
  • 『ゴキブリ』監督:シャーキッス/デジタル/10分/2020(ミャンマー)
  • 『バーン・ボーイズ』監督:カウンミェトゥチョー/デジタル/11分/2020(ミャンマー)
  • 『若者の時代』監督:ミョーターキン/デジタル/20分/2020(ミャンマー)

上映後プログラム解説映像あり:タイディ(ワッタン映画祭ディレクター)

《G2》【10/28(木)13:15】

“頭を空に向けておけ”

5作品86分

注目の映像作家が続々と登場するフィリピンから、<災害>をテーマとしたコンテンポラリー映像作品集。気鋭のアーティスト2人によるセレクション。
自然災害が多いとされるフィリピンでは、状況に対応するためにしなやかであることが美德とされる。しかし多くの“災害”が必ずしも“自然”によるもののみでないことを考えれば、果たしてその“しなやかさ”は美德でありうるのか。フィリピンにおける重要なアートスペース「グリーン・パパイヤ」の2020年6月の火事を受けて映像作家ジョン・トレスとシリーン・セノのチーム「ロス・オトロス」がセレクトした短編映像集。

キュレーション:ロス・オトロス

  • 『トゥンクン・ランギット』監督:キリ・ダレーナ/デジタル/27分/2013(フィリピン)
  • 『アニート』監督:マーサ・アティエンザ/デジタル/8分/2015(フィリピン)
  • 『カウント_』監督:ジャジャ・アルンパック/デジタル/13分/2021(フィリピン)
  • 『内なる豚を鎮めるために』監督:ジョアンナ・アロング/デジタル/19分/2020(フィリピン)
  • 『Here, Here』監督:ジョアン・セサリオ/デジタル/19分/2020(フィリピン)

上映後プログラム解説映像あり:ジョン・トレス(映像作家、ロス・オトロス)

《G3》【10/28(木)15:45】

無知の幸福:バンコク街頭の遠い展望に寄せる歌(5作品99分)

5作品99分

これからのアジアのアート映画を牽引する才能がひしめくタイから、その急変する政治状況に過激かつメタフォリックに応答する色とりどりの最新映像集。
2020年に街頭に繰り出し社会変革を求めたいわゆる“Z世代”の若者たちは、タイの社会・文化に大きなインパクトを与 えた。この政治状況に呼応するかのように、タイでは新たな映像作品が次々と生まれ、コロナ禍においてさらなる大きな変動の萌芽が蠢いている。タイのインディペンデント・キュレーター、ウィワット・ラートウィワットオンによる“政治活動を遠望するコメント”としての新作映像作品集。国際映画祭の常連ソラヨス・プラパパン、タイキ・サクシピットやロカルノ・ロッテルダム映画祭などで注目された作品など、タイの最注目映像作家の作品を上映する。
キュレーション:ウィワット・ラートウィワットオン

◎プログラム1:無知

  • 『移転する動物園についてのプレリュード』監督:ソラヨス・プラパパン/デジタル/16分/2020(タイ)
  • 『影と行為』監督:タイキ・サクピシット/デジタル/23分/2019(タイ)
  • 『地下墓地』監督:ウィッサルット・シープッタソムプーン/デジタル/30分/2020(タイ)
  • 『赤いアニンシー;あるいはいまだに揺れるベルリンの壁をつま先で歩く』監督:ラッチャプーン・ブンバンチャーチョーク/デジタル/30分/2020(タイ)
《G4》【10/28(木)18:30】

無知の幸福:バンコク街頭の遠い展望に寄せる歌

5作品118分

◎プログラム2:幸福

  • 『スティル・オン・マイ・マインド』監督:ジッタリン・ウティパン/デジタル/3分/2020(タイ)
  • 『独裁制に抗するイエローダック』監督:ソラヨス・プラパパン/デジタル/37分/2020(タイ)
  • 『財布ファッカーの日誌』監督:ティーラパート・ウォーンパイサーンキット/デジタル/12分/2020(タイ)
  • 『アウェイ』監督:ティーラパン・ガオジーナーナン/デジタル/36分/2019(タイ)
  • 『夜の星』監督:ムアンダーオ・カモンタム/デジタル/30分/2020(タイ)

上映後プログラム解説映像あり:ウィワット・ラートウィワットオン(映画キュレーター)

《G5》【10/29(金)11:00】

インドネシア特有の出来事:自然災害と映画

5作品69分

災害下、生き残ることだけで精一杯な状況下において映画は何かできることはあるのか。災害と共に生きるジャワ・スマトラ・スラウェシ島の人々を描く5つの作品。
2017年のアグン山噴火、2018年のロンボク島地震直後に「災害救援」の一環として避難所でポップアップの野外上映を行ってきたインドネシアのミニキノフィルムウィーク映画祭。災害の多いインドネシアでそうした極限状況にある人々を描く作品をセレクトして上映する。
キュレーション:フランシスカ・プリハーディ(ミニキノ・フィルムウィークアーティスティック・ディレクター)

  • 『シタラム』監督:アリ・サトリ・エフェンディ/デジタル/16分/2020(インドネシア)
  • 『すずを掘る少年』監督:リアン・アプリアンシャ/デジタル/17分/2015(インドネシア)
  • 『泥ツアー』監督:ウィナー・ウィジャヤ/デジタル/18分/2017(インドネシア)
  • 『パルからの投稿』監督:ティム・バレット/デジタル/11分/2019(オーストラリア)
  • 『タイムラプス』監督:ジョナサン・アガール/デジタル/7分/2008(フランス+インドネシア)

上映後プログラム解説映像あり:フランシスカ・プリハーディ(ミニキノ・フィルムウィークアーティスティック・ディレクター)

《G6》【10/29(金)13:15】

読み直し、取り戻す:インドネシアのホームムービー

1作品118分

インドネシア人自らの手で撮影した初めての映画とは?無視され忘れ去れてきた自分たちの映画史を若い映像作家たちが探し求めるロード・ムービー的ドキュメンタリー。
インドネシアの初期映画史においては、撮影する人は常に植民者たちだった。インドネシア人は常に“撮影される側”だった。インドネシアのリサーチ・コレクティブ、フォーラム・ランタンに属する三人の作家が、インドネシアの原住民が撮影した最初の映画を求めてインドネシアからオランダへと旅をする。
プログラム提供:フォーラム・ランタン

  • 『ゴールデン・メモリーズ:インドネシア映画の小さな歴史』監督:マハルディカ・ユダ、アフリアン・プルナマ、シャイフル・アンワル/デジタル/118分/2018(インドネシア)

上映後プログラム解説映像あり:アフリアン・プルナマ(映像作家、リサーチャー)

《G7》【10/29(金)15:45】

韓国先鋭的映像コレクティブ70-80’s:
カイドゥー・クラブとヤラション

6作品66分

軍政下の韓国の知られざる先鋭的映画グループ。世界で再発見・再評価が進む映像コレクティブの作品集。
パク・チョンヒの独裁維新体制下、梨花女子大に属していた学生たちが1974年に結成した韓国最初のフェミニスト映画コレクティブ「カイドゥー・クラブ」。それはまた韓国初の実験映像グループであった。1979年にソウル大学の学生たちによって結成されたグループ=ヤラションは、光州事件の影響を大きく受けつつ、のちの韓国インディペンデント映画シーンの骨格の基礎をなす。超抑圧的な政治状況おいて精力的に先鋭的な映像製作を試みた2つのコレクティブによる映画を紹介する。
キュレーション:キム・ジハ(ACCシネマテークプログラマー)

  • 『穴』監督:ハン・オクヒ/16ミリ(デジタル版) / 8分/ 1974(韓国)
  • 『中伏』監督:ハン・オクヒ/16ミリ(デジタル版) /7分/ 1974(韓国)
  • 『2分44秒』監督:ハン・オクヒ/16ミリ(デジタル版) /10分/ 1975(韓国)
  • 『無題77-A』監督:ハン・オクヒ/16ミリ(デジタル版) /7分/ 1977(韓国)
  • 『ソウル7000』監督:キム・ホンジュン+ファン・ジュホ/16ミリ(デジタル版) /7分/ 1976(韓国)
  • 『島』監督:パク・クァンス/16ミリ(デジタル版) /27分/ 1981(韓国)

上映後プログラム解説映像あり:キム・ジハ(ACCシネマテークプログラマー)

《J》【10/31(日)16:45】

バーバラ・ルービンとニューヨーク・アンダーグラウンドのビッグバン

2作品108分

「アンダーグラウンドのジャンヌ・ダルク」バーバラ・ルービンの知られざる生涯をジョナス・メカスとの書簡と貴重な映像資料でつづるドキュメンタリー。
バーバラ・ルービンが1964年に18歳で発表した『地上のクリスマス』はニューヨークのアートシーンに衝撃を与えた。彼女はジョナス・メカスの協力者となり、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドをアンディ・ウォーホルに紹介するなど、ニューヨークの実験映画界に多大な貢献をする。その後なぜ彼女は表舞台から姿を消したのか……。代表作『地上のクリスマス』とともに上映。

  • 『バーバラ・ルービンとニューヨーク・アンダーグラウンドのビッグバン』監督:チャック・スミス/デジタル/78分/2018(アメリカ)
  • 『地上のクリスマス』監督:バーバラ・ルービン、サウンド:石原海/16ミリ(デジタル上映)/29分/1964(アメリカ)
《M》【10/29(金)18:30】

フィルムメーカーズ・イン・フォーカスかわなかのぶひろ特集
M1 かわなかのぶひろ特集1「“撮る”根拠」

4作品116分

映像作家にして、日本の個人映画、実験映画のオルガナイザー・かわなかのぶひろの主要作品をセレクトした特集プログラム。再撮影、マルチスクリーンなど、テクニックを駆使して映画の特性に言及する構造的な作品から、常にカメラを携帯して日常をとらえる制作スタイルによる日記的な作品まで、ジョナス・メカスの「自分でやらなきゃ駄目さ」という言葉に啓発され、常に「個」を起点に表現を続けきた50年の軌跡をたどる。
記憶をテーマとした代表作『スイッチバックSWITCHBACK』、映像と音声の関係を鮮やかに表現したビデオ・アートの傑作『Kick The World』、寺山修司の劇団「天井桟敷」の市街劇をビデオに収めた貴重なドキュメント『市街劇ノック』など、多様な創作活動の一端を紹介。

  • 『キック・ザ・ワールド』/ビデオ/16分/1974
  • 『スイッチバック』/16ミリ(デジタル上映)/9分/1976
  • 『映像書簡2』/萩原朔美と共作/16ミリ(デジタル上映)/39分/1980
  • 『市街劇ノック』/デジタル/52分/1975-2008
《A》【10/30(土)11:00】

東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション1

4作品92分
  • 『向こう岸の在る』/藤谷東/デジタル/11分/2021年(日本)
  • 『grained time vol.5 walker(s) on the crossroad』/五島一浩/デジタル/4分/2021年(日本)
  • 『だるまさんがころんだ』/ホン・シャオ/デジタル/5分/2020年(中国本土)
  • 『零へ』/伊藤高志/デジタル/72分/2021年(日本)
《B》【10/30(土)13:15】

東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション2

6作品89分
  • 『十二月』/チョウ・シャオリン/デジタル/5分/2020年(中国本土)
  • 『希望線』/シー・ルエニー/デジタル/7分/2020年(中国本土/イギリス)
  • 『On Time Off Time』/岩崎宏俊/デジタル/9分/2020年(日本)
  • 『暴動の後、光復の前』/イウ・ジョンホン/デジタル/15分/2020年(香港)
  • 『密月旅行』/荒木悠/デジタル/29分/2021年(日本)
  • 『MIND THE GAP』/手塚眞/デジタル/24分/2021年(日本)
《C》【10/30(土)15:45】

東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション3

6作品96分
  • 『VOMIT』/松田天樹/デジタル/8分/2021年(日本)
  • 『三位一体』/ワン・モーウェン/デジタル/19分/2020年(中国本土)
  • 『Polka-dot boy』/ニヘイサリナ/デジタル/8分/2020年(日本/フランス)
  • 『ハイドロフォン・バタフライ』/ユ・チェ/デジタル/16分/2021年(韓国)
  • 『透明な私』/村岡由梨/デジタル/11分/2020年(日本)
  • 『これはある種の中国のイメージ。私は知らないけど。』/リウ・チュンユィ・クレア/デジタル/34分/2020年(台湾/イギリス)
《D》【10/30(土)18:30】

東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション4

5作品91分
  • 『スモークのためのソナタ』/サムソン・ヤン/デジタル/16分/2021年(香港)
  • 『RED TABLE』/キムハケン/デジタル/7分/2021年(韓国/日本)
  • 『桃源郷に返る』/ホァン・ユエ、ルオ・ユィチャオ、ポン・ハオミン/デジタル/19分/2020年(中国本土)
  • 『Kの部屋̶̶世界の創造と破壊について』/ホン・ウェイリン/デジタル/15分/2020年(台湾)
  • 『Parallax』/野辺ハヤト/デジタル/34分/2021年(日本)
《E》【10/31(日)11:00】

東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション5

4作品96分
  • 『Between hate & like』/鈴木理利子/デジタル/12分/2021年(日本)
  • 『戯れ子ばこ』/西尾秋乃/デジタル/8分/2021年(日本)
  • 『日''''''';''''''' 記』/ヤン・ワイイン/デジタル/16分/2021年(香港)
  • 『N・P』/リサ・スピリアールト/デジタル/60分/2020年(日本/ベルギー)
《F》【10/31(日)13:15】

東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション6

1作品166分
  • 『ウェルカム・トゥ・ナーン!』/栗原みえ/デジタル/166分/2021年(日本)
インスタレーション

ミニチュアや日用品と映像装置を組み合わせて、映像やメディアのあり方そのものをテーマにしたインスタレーション作品を多数制作している伊藤隆介の新作。いまや日常では見ることのない「算段箱」と呼ばれる算盤を収めるケースとモニターを組み合わせたユニークな作品。データ化(クラウド化、コンパクト化)が進む映像メディアにおいて、映像を可能としている支持体(機器)の、日常雑貨や家具と同じ「モノ」としての存在や属性に焦点を当て、メディアとその時代についてユーモアで批評する試み。
●京都・名古屋両会場で展示

  • 『数に溺れて』/伊藤隆介/ミクスト・メディア/2021(日本)
イメージフォーラム・フェスティバル2021会場での新型コロナウイルス感染症予防のための対策について
  • 出入り口にアルコール消毒液を設置しております。
  • エレベーターやドアなど多くの人が触れる場所については、消毒および清掃を行います。
  • 会場内の適切な換気を行います。

※当日券のみ。自由席・各回入替制。各プログラムは上映開始20分前に開場します。
※若干の上映作品の変更、上映順、上映フォーマットの変更が生じる場合があります。予めご了承ください。

ご来場のお客様へのお願い
  • 発熱(37.5℃以上)や風邪症状(のどの痛み)などがある方、ご体調の優れない方はご来場をご遠慮いただけますようお願いいたします。
  • ご来場時はマスクの着用(エチケット)、手指の消毒をお願いいたします。
  • ご来場時に、非接触の体温計で体温測定をさせていただきます。
  • 混雑時には入場制限を行う場合があります。
  • 会場内での会話はお控えください。
  • 体調が悪くなられた場合は、すぐにスタッフまでお申し出ください。